ダンスにはバレエやモダンダンスから社交ダンス、フラダンス、日本舞踊を含む民族舞踊など、幅広いジャンルがあります。
最近は競技ダンススポーツがオリンピックの公式種目に選定されつつあります。

国内のダンス人口はストリートダンスだけでも600万人と推計されており(ストリートダンス協会による)、サッカー309万人、野球268万人(いずれも笹川財団推計)より多く、さらに増加し続けています。この背景には2012年より中学校で男女にダンスが必修となったことが要因と考えられています。

ダンス人口の増加とともに運動器の障害も増えてゆくものと思われますが、そのなかにダンス特有の障害があり、ダンサーの健康管理には専門の医学分野が必要になってきます。この考えで生まれたのがダンス医学です。